[日記]たまには休載、その効力とは
今週は更新しない。そう決めたのは、火曜日の夜、帰宅してからだ。
エディタを開けば、多少は書けるのだが、しかしダラダラとなかなか進行しない。というのも、次の一挙手は、一投足は、こういう状態だから、彼はこうだから、と予め考えておく必要のあることを、そのときに考えているからだ。
もちろん、普段から考えていない、わけではない。次はこうして、このシーンのことが使えるな、ならこれは設定のストックとしておいて、あと必要なことは、と考えてはいる。
しかし、あくまでそれはシーンごとの結末のお話。結果としてそういう部分があればいいので、細かなシーンの描写までは考えが及ばないのだ。
例えるなら、台本を読むのと演じることは、全く違うことなのだ。筋道立てた台本において必要なのは、いかに筆者が役者にシーンを著すことで、役者は観客へとドラマを提供する。決して台本をダラダラと読むことなどしないだろう。そんなことをすれば座布団やポップコーンどころか、ドリンクを投げつけられかねない。
そういうわけで気分が乗らず、一週間の休載を決めた。もちろん何か、反応があったわけではないが。
ではいざ休載を宣言した当日、エディタを開いてみる。昨日は丸一日雨天ということもあり作業する時間も多めにあったためか、最終的には1500文字程度まで、冒頭から駆け抜けることはできた。
説得パートなので説得対象の知らない情報を伝えることを繰り返す、という比較的イベントの連続するシーンであることも影響しているのだろうが、シーンの大きな矛盾なども見当たらないし、とりあえず半分まで行けたことを喜ぶべきだろう。
できることならストック一話分の余裕を得ておきたいものではあるが、さてそうも言ってられないのが体調面である。
多少なりと調整すること自体は可能でこそあるものの、こればかりはどうしようもできない。梅雨ということもあり、気分は最高っに気まぐれというやつである。
少なくとも、やらねば進まない。この事実を胸に留めて、今日は何から手をつけましょうか。
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