　勢いと今の悶々をぶつけ、開催したこの自主企画「あなたの執筆スタンス、教えてください」。

　私は回答した通りだが、二日後になって考える。この質問、「執筆ペース」じゃね？

　スタンスで引いてみれば、やり方、構え方というふうに記載されている。もちろん、このくらいの時間は確保して書いてるよ、という意味ではスタンスだろう。しかし一話に何文字程度、週に何文字程度というのは完全にペースの話である。

　今更取り下げるのも、変更するのもどうかと思うので、追記をちょこっとするに留めるとして、スタンスを主題にした質問ならばどのようになるだろうか？

　雑魚寝しながら打ち込んでる？　パソコンの前でのらりくらりと進めてる？　移動時間にぽちぽちと？　夜中にペットと戯れながら？　夜食やコーヒーを口にしながら？

　いや、これは習慣であってスタンスではない気もする。

　では、書くときの心持ちだろうか。

　今日はここまでやるぞ。到達できなかったが、ここの修正ができたのでヨシ！　ここの設定はどうしようか、明日には決めておこう。明日には投稿するんだ。

　いや、ここに挙げたものは少し違う。これは目標設定だ。

　スタンス、スタンス。ス、タンス……。

　のんびりじっくりとキャラクタたちと向き合いながら、問いながら、観察する。はたまた、どんちゃん騒ぎが起きるような仕掛けを用意する。あるいは、ただ傍観し、実況する。

　あ、これだ。どっちかというと書き方か。そのまんまじゃん。

　という事実に気づいたところで、質問というのはスポットライトの当て方でどうにでも変わるんですよね。

　何を主題に置くのか。今回の場合はタイトルと質問がねじれているように見えましたが、どれくらいの配分をとるのか、というものをスタンスともとれるし、これはペース配分ともとれる。

　まぁ、だから何があるわけでもないですが。質問を作るときには気を付けたいところですね。できる限り一意に捉えてもらえるように工夫をしましょう。

　回答例を挙げる、というのはかなり効果的なものなんでしょうけれど、見ない人はとことん見ないですけどね！

　さて、そんな大したことのない悩みの中、そろそろ魔王討伐を投稿できそうですよ。キャラクターが話し始めると物語が動き出すようですね、私の場合。

　そのくせ、キャラ関係の景色を使った情景描写がうまくできないのはなぜなのか。進めるしか、練習するしかできないですけれどね。

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