私はただ、歩けるだけ

[日記]世界樹は耳を澄まし

　今晩、新しく「世界樹は耳を澄まし」を公開予定です。その名の通り、「世界樹の市場」の関連エピソードで、以前からお話ししている市場の外伝・異説の短編集です。

　詳しくは公開後、注意書というエピソードを用意しておりますのでご覧ください。

　では次回の長編「魔王討伐」ではなく、どうして短編を先に投稿するのか、と言えば、市場を完結させるまでに現れた残滓を拭い去るためですね。

　例えば、市場が書かれる前、そこには市場も世界樹もなく、ただラクリさんが森の中の小屋で生活していて、そこにギルとシェーシャが訪れるという内容で、それぞれの過去について書いていたわけですが、頓挫。このときの設定は三人とも、ほぼ引き継いでいるのですが、もちろん削除した内容もあります。それぞれの生理事情とかもあったり……。

　また、市場を書き進める上で「1、2エピソードに出たきり」登場しない、名前持ちのキャラクターがいます。

　紅青だと耳切の兎、レヴトトート、王編のビルドルやオルストレ、巌編のアートナ夫婦の離別と傭兵たちについて。石飛編ではガンダーとかシェーシャの通報について。

　あるいは「もしかしたら」という作者の異説妄想がちらついていたり。第一弾はこちらになります。リエ君が落とされていく異説。

　これらをスッキリさせておきたいんですよね。

　もちろん、魔王討伐のエピソードも組み上げているところですけれど、やりたいことが多すぎてなかなか進まない。時間ください。お願いします。

　さて、では今晩をお楽しみに。

　また、この第一弾は過激な性的表現があるため、削除要請に備え別サイトにも投稿します。なかった場合でも、市場の呼び水としてそのまま放置する予定です。

　さて、あちらでは久しぶりの投稿ですが、どこまで伸びるのかなー。シェーシャ×ギルはそこそこな感じでしたけれど……。