[設定]エピソードエンディング(市場・紅青編3)

 なんだか最近、ちょくちょくご覧いただいている方が増えてきているような……もちろん嬉しいは嬉しいのですが、長編もご覧いただきたいのと、私も見に行く努力しないとなぁ、と感じているこの頃です。


 本日はリエード君の産まれた青竜sについて。わりとどうでもいい話ですが、「せいりゅう」ではありません。鱗の色を冠しているため「あおりゅう」だと私は思っています。紅竜も「べにりゅう」です(変換が楽っていうのもあります)。


 青竜の群れは各地に点在しており、それぞれで薄いながらも交流があります。リエードのいた群れは各地を転々としながら生活を送っています。それぞれの群れの組織体系も違うのかなぁ、と思いましたが、なんも考えていません。

 リエードの産まれた群れでは各個体に役職が割り振られており、外敵から身を呈して守る守護、狩りをしてきて群れの食料事情を賄う狩人、食料以外の物資を運ぶ運搬、彼らを統治する長など、主に男が担います。

 女に関しては育児が主だった役割になります。子供は性別や興味に沿って割り振る、だったかな? そんな感じで群れを構築し、時折村や町に立ち寄り休息をとることもあったりなかったり。


エルディ(竜/男)

 リエードの父親で、群れの長。

 妻であるリクラを溺愛し、リエードの成長の遅さに頭を悩ませていた。それでも休息の際には三人で集まり談笑することが日課となっていた。

 しかしある日、彼女が立脚類に殺されて以降、立脚類を悪魔と呼ぶようになる。また、生育が遅れているように見えたリエードにリクラを重ねてしまい、狂い始める。

 とはいえ、彼の妻、息子がいなければ、なにも変わらぬ青竜の長の役目を全うする。どういう理性のスイッチなのかは不明だが、リエード以外には狂気満ちる素顔を表に出したことはない。


リクラ(竜/女)

 リエードの母親で、エルディの群れとは別の場所からやってきた。

 穏やかな性格だが遺産を見つけてははしゃぐ息子をたしなめることは多かった。

 群れから少しだけ離れた場所で休息をとっていたところ、立脚類のハンターに殺される。当のハンターたちはその場でエルディに皆殺しにされているため、この事実を知るのは青竜たちだけである。


ベルデ(竜/男)

 リエードの幼馴染み。運搬のための荷物を器用に積み上げ運んでいるのが目につく。

 男の青竜は筋肉質に育つことが多いのだが、どうにもリエードは例外らしい、と早くから気づいていた。もっとも口にしたところで何が変わるでもないため、群れの役割を果たしながら、のんびりと物品を運んでいる。


 アリア、ジーダと比べると上記の三人の出番が少な目なのは気のせいですかね。いや、そうですね。

 特に出番がどうこうって意識してないのと、場面の山場にアリアたちがやってきていた、というのもあるでしょうねぇ。

 えー、敵対勢力以外には他に誰かいましたかねぇ……。

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