[日記]突発的環境変化

 ここ一週間、作業ができていない。というのも、最近自宅で使用しているパソコンの挙動が怪しく、編集したデータの保存できなかったり、消えてしまうことを恐れているのだ。

 もっとも、何が悪いのか、というのが具体的には分かっていない。ノートパソコンならば買い換えようという方向にシフトするのだが、あいにくそうではない。

 もしマザーボードがダメになっているのなら? これなら次のものを買うことになるだろうか。hddだったら? 今はこれの寿命だと考えているが、事実かどうかは分からない。

 こういった環境の変化の時、急速にこれについて知ろうという能動的エネルギーが、不思議と発生する。また五年後、同じことが起こるだろうと考えると、どのみち必要になると知だ。

 普段から、あらゆることに関してこういったエネルギーを、取りに行くエネルギーを捻り出せればもっと面白いことを得られそうな気がする。しかし不思議とそれは湧かないのも事実。

 なぜなのだろうか?

 おそらく、これは日常を壊すエラーであるから、だと思われる。

 平穏な日々が続けばいい。そして、たまにピリリと辛い刺激があればいい。それが生活というものである。

 人によっては、平穏イコール定期的な旅行とする場合もあるし、スポーツであることだろう。私の場合はデスクトップパソコンを立ち上げ、ゲーム製作と小説進行を進めることなのである。

 しかし、ある日突然、それができなくなったら?

 宿泊予定先が突然潰れたら? コートが取り壊されたら? あくまでも、突然のエラーを解消しようと動くことだろう。

 それが、今、私に起こっているのだろう。しかも、その知識はほとんど持っていないのだ。

 観光地なら、他の宿を探せばいい。別の同じスポーツができる場所を探せばいい。おそらく寿命である部品を取り替えればいい。

 では、どうしたらいいのか? 調べるしかない。

 ここで諦めて別の日常を手に入れるのもいいかもしれないが、あまりにもそれは無味すぎる。

 だからこうやって、日常を取り戻そうと、維持しようとするのだろう。きっと続くと信じて。

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