[日記]第100話 境界面であり接面である

おっと。

それは合図である。千文字にも満たない文字を綴り、四角で区切りをつけたりしなかったりして、思うことを連ねる。

更新しないと。

スマートフォンの画面が点灯し、いつもの慣れた動きをして、いつもの画面へ。

こんなのはどうだろう。

描くことについて、ふと思ったこと。根拠もなければ理由もない。ただ、そう考えたことを形に残すのだ。

彼女はこうするだろう。

シチュエーションを作り出し、どんなことをするのか気になって、描いてみる。寄り道に過ぎないから、これでいいのだ。

日々を残して、何かの捌け口に。

この日々を語ることなんて、そうそうない。同時に、あなたはあなたの日々にしか興味はないだろう。つまり、この日々語りはここにしかないオンリーワンの物語なのだ。なんでもないものを唯一のものにできる、素晴らしい機会ではないか。

一度、二度と見返して誤字脱字、フレーズを書き直す。一瞬の違和感を見逃さない。これも訓練かもしれない。

右上にあるボタンをポチポチポチ。それからポチっとガリガリガリ。すると狭い世界にそれが溢れる。

今日はこれでよし。


これを見てくれている誰かは何を考えるのだろう。

別にそれは何だっていい。つまらないだとか、なるほどだとか。日常で目にする、スルーする文字ではないのなら、それはとても嬉しいことだ。

ほしがほしい、とかは思わない。これは誰が読むともしれない、雑記なのだから。多少なりと魂を込めてはいるけれど。


それじゃまた、明日。

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