story...
らぁさん -天月-
第1話 opening story... 開催される物語
いつも通り、あの眠気覚ましの騒音の機械の音を止め。
いつも通り、かしこまった制服に腕を通しその服を着ている。
ここまでがいつも通り。
外から、爆発音が聞こえた。
「...!!なんだ!!....。」
家からかなり近い。
急いで、ドアノブを捻りその光景を見ようとしたら、3mぐらいの人型機動兵器が居た。
突然だったので、口から何も出ずに腰を抜か
してしまった。
あっという間に、俺はその人型機動兵器に連れ去られてしまった。
空を飛んでいる。
恐怖、不安などの感情を抱きながら、
いつの間にか、寝てしまった。どうやら、アイツに睡眠薬でも刺されたのだろう。
俺は、目を覚ました。
「...痛って....なんだここ....。」
「お目覚めですか?」低い声で俺に尋ねてきた。格好は、スーツに、道化師の仮面を被っている人がいた。
「おう....。」
「ここは、あなたが生きていた世界の100年後....」
「100年後!?いや...でも...それにしては、歳取ってねえな....」
「それは、あなたが今まであのカプセルで寝てたからですよ?」
指してきた方向を向いた。それは、地面が水浸しになっている所の中心にあるカプセルのような物を見つけた。
それと何かを察した。
ここは、100年後の世界だけではない。今居る所は、どうやら何かの研究所だった。
「何か、研究してたのか?俺で。」
「してないと言えば、嘘になりますね。」
「俺以外に、居るのか?」
「居ますよ?10000人弱は...とりあえず、話を聞いて下さいませ。」
そう言って、俺を落ち着かせる素振りを見せた。
「まず、あなたはこれから普通に日常を過ごす事が出来るようになります。 ....が、我々が指示をするのでその時だけでも、絶対に従って下さい。」
「嫌だと言えば?」
「評価が下がりますよ?....貴方の腕に4桁の数字あるでしょ?」
俺は、腕を見た。そうするとタトゥーみたいな感じで、数字が書かれていた。
「8、1、4、2?」
「これは、造られた中で"エリートか?"っていうのを確かめる順位です。簡単に言えばランキング....。」
「これと、どう関係するんだ?」
「知力、学力、能力、体力、従順力、死亡率の総力を全てランキングした数字なんですが、どれか1つでも欠けたら、順位が下がります。逆に、評価されたら順位が上がり、そして報酬を貰えます。」
「って事は、俺は上から8142位で10000人造られたって言ってたから、低辺って事か....」
「ご名答!! ですが....1点だけ間違えております。貴方はさっき10000人っとおっしゃった。正確には、10000人ではなく、9999人なのですよ。」
「何か、違うっていうこだわりはあるのか?」
「不良品ですよ!!....なので、10000人になった者は廃除させてもらいます。安心してください。そしたら1人追加しますから...」
「追加したら、必ず9999位の人が10000位に落ちて、廃除されるっていう仕組みか?」
「そうですね...いずれ貴方も油断してると廃除されますよ?8000代なんてすぐなんですから。」
「マジか...。」俺は、無意識に下を向いた。
「さて、そろそろ時間ですよ。貴方に少し喋りすぎましたね。では、街中に行ってらっしゃいませ。」突然、俺がいた所の床が落ちた。
「うわぁぁぁああ!!」少しデジャブを感じた。
「あのー1つ言い忘れましたが、貴方に名前と能力を付けました! 能力を使い慣れといて下さいねー!」
「えっ!?え、えっと...俺の能力はなんだ? ...どうやって調べるんだ?これ絶対、能力活かさなかったら、死ぬやつだろ...待て...落ち着け俺...上空から、1km。もう時間が無い。俺は........転移の能力と鋼の能力!!」
ドッカァン
と大きな地響きを鳴らしながら、着地した。足は鋼に纏っている。
何とか、一命は助かった。
能力のついでに、俺の名前はタカシマというのも知った。
To Be Continue....
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