020/05/27 23:06/鷦鷯飛蝗

遺構行列の変貌、見えないまま人を畳む

街灯りが稜線まで続いていることの

不自然を諧謔に包む

転轍を繰り返している風に見えて

既に進路は定まっている

身上の大地が来る

沿えた手が高熱に不安を掻き立てられるような

大気が排熱に打ち震えるような

可動性の自虐を横たえさせる

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