2020/05/17 23:34/鷦鷯飛蝗

二桁目の彩り、棚引く薄雲に掻き混ぜて

無い場所から伸びてきた手が毟り取る音

汗を知る、自らを確かめる

積み上げてきた言い訳を振り返る

単位を繰り上げるような日々に

ほらまた桁を数えて

泣き言を死体につなぐのか?

鈴生りの歪みを正面から

辿った適応困難の道標を

贖いの日に供えて

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