2020/04/30 22:03/鷦鷯飛蝗
前掲の光景は
網膜の背後で
思い込みが演算しました
算出の経緯は
美しさを損なわないと
口でばかりはそう言ったとて
あなたの視界では
雲が逆巻いて
蜻蛉が帯となり
中空に
クロスワードパズルを描き出している
そんなものなのだという言葉ほど
冒涜的な諦めは無く
この苛立ちは恐らく
乾ききったこの大地をも割れる
半ば黒く固まった瘡蓋が
目に入る時だけ
共に傷を、経緯を想い出す、思い知る
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます