2020/01/13 23:38/鷦鷯飛蝗
必然が積み重ねを灯した答えとしての
揺れない
渡る雲の
合わない焦点の埋め合わせとしてのあなたがいる
碧濁の凍えたような裏返しとしての水鏡に
脱ぎ散らかした紛えをちらつかせてみても
頸の動きは制限されたままだ
そよがない風と
揺らがない池の翠に吸いかねて
乱立する無計画の標としての
管理とは
ぬるい清さで焼しめたとしても
目に映る最果てまでを望む心が
満足するのは躰の釣り合い
赤茶けた肌を晒して
走り廻る罅の詰る声も
載せて墜ちる鎌への命乞いと知れ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます