2019/12/10 22:08/鷦鷯飛蝗
氷った空気が
足許で融ける
地対空の雨
踵だけ濡らす泪
降りた霜が昇るなら
他に標も無いんだろ
生きた雪に纏わりつかれながら
朦朧とした生き死にも
疑問と否定の流れにも
還元できない単純な夢に灼かれ
癒えないわかれに身を捩ってみて
そんなのは噓っぱち、涙さえも忘れてる
あなたの顎を流れ
わたしにすくいとられたいのちの色
立てる音もわたしには聞こえない
足だけが水浸し
正しい知り方
覚えてないから
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