2019/10/03 19:01/鷦鷯飛蝗
寄る辺なく
張る指の姿が美しい
依る
祟る呪いの姿が恐ろしい
房ごと捥ぎ取られた命は
たったひとつの基準で選別されて
お眼鏡適わぬ出来損ないは沼の底
シュレッダーでつくられた血と臓物の沼
収められていく、規定値に
填め込まれていく、正しさに
初めから教えればいいのに
そのように出来上がらない限り沼の底
罅割れた肌のまま
刃を砕けば生きられると
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます