2019/08/19 18:14/鷦鷯飛蝗

歪んだ雨が

指先を濡らす

螺旋階段はしかし

確かに上に続いている

鋼色の空

光沢を忘れて

意味のないガードレール

僕の中に張る

赤白に錆、ミラーの裏

汚れてる塀、分かたれたうね

水面は照る、毒まぶす色

一定の確率で現れる空間的欠落

非対称の子らが軋む沼から

降ってくる夜の

手触りに添える

僕だけの聲

四柱の波たち黒々廻くろぐろめぐ

尖り咲いた基礎も夢も突き果たしたままの身で遺る

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