2019/07/02 23:52/鷦鷯飛蝗

森然、霧中に在りて

煌々、夜桜も霞むまま

乳白色の空、垂れ込めて融け合い

帳、下りて、染まらないまま

堪え過ぎたしきたりに

深め過ぎた感覚に

言わない意味を見上げてしまうから

報われないで、遠い空

照らす月さえ研ぐ間に消える

映らない光を削ぐ為の刃

振るう主も消えるまで砥ぐ

薙ぎ払う海も凪ぐまで磨ぐ

そういう無駄を求める

求めるばかりで掴めず悖る

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る