2019/06/02 16:14/鷦鷯飛蝗
サボテンの花が咲いていた
山向こうの交通量
部屋の隅の冷蔵庫
不協和な唸りが僕を覆う
洗濯機と隣人まで参加し始めて
起きた体で惰眠を貪るわけにもいかない
視界は徒に霞んで
網の目を透かしたみたい
触れたわけじゃない
砕いたわけじゃない
日に当たらないのがうれしくて
装ったふりに甘えただけだ
欠いたことはない
喰らったことも
いつなら忘れて
君と征けるの
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます