第43話 制服の違い

「第一寮か~、まじで」


店の娘は真顔で言葉を述べた、それは、それは遠い目で


「ん?」


アクルは不思議そうに店の娘を見ていた、視線に気づいた店の娘は言葉を述べ出した


「あのね、昔第一寮は全く普通の寮だったみたいだけど、ある学生がすっごい変人で何故かその後も必ず変人が住むようになってね、寮に皆入りたがらないの、でね、学校は考えたの良しなら新しい寮を作ろう前の古いし、見たいなノリで建てたら第一寮は変人が集まって、第二寮は普通の学生が住んで問題が起きたの」


「それは」


アクルは面白い事かなと思いながらして、わくわくしながら目を輝かせ、店の娘が言葉を述べるのを待っていた


「住民の偏見が問題になったの、それに第二寮は第一寮の人と関わりたくないから昔は色々荒れてたみたい」


「うっ、悲しいお話だったんですね」


アクルは目を潤ませていた


「えっ」


な、なんで泣くの~~、ど、どうしよう、何か、明るい話を


「で、でもね、その変な先輩のおかげで自分の本当の姿を、・・・気持ちに気づいて開放さ・・・気持ちが楽になったって」


店の娘は何かを言い掛けては顔が暗くなりすぐに明るく話始めていた、そんな事に気づかずにアクル明るい笑顔を店の娘に見せた


「そ、そうだ、高校の制服何だけど組によって色が一部違うの、どこの組か分かる」


「えっと、ちょっと待って下さい、確か・・・・・A2-1です」


「A2-1まじ」


「え、そうですけど」


アクルはそれはそれは不思議そうに店の娘を見ていた


「えっとA2は確か、会った」


店の娘は棚から黒い紫色の生徒手帳と制服に付ける黒い紫色の入ったネクタイと黒い紫色の入ったリボンを出した


「これ入学式とか学校のちゃんとした行事はね、この組別け色の物を着用しないといけないのA2はこの色」


「暗い色ですね」


「私も思った、でも、いやなんでもない」


「そうですか」


しかしA2か~、良いな~


店の娘は自分も頑張ろうと心に決めていた

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