カクとヨムのこと
delusionistは台本が読めない
このカクヨムにはたくさんの作者の方のエッセイや創作論がありますね。それはもう星の数ほど。その中でも、必ずと言ってもいいほど取り上げられている事があります。それはそう……プロットに関してでございます。
このプロットに関しては様々な意見や持論(?)が展開されていますよね。しっかりびっちり書かれる人から、大して書かずに大まかに、大事な部分だけ書いておく、などなどetcetc……。
ちなみに私は、プロットはある程度、大雑把に用意する派です。大まかに大筋だけを用意して、細かいところはあとで付け足していくスタイルをとっています。なので、これまで書いた物語は、細かい仕様変更はあれど、大筋は最初から最後まで見えております。見えておるのですが……この大筋のみのプロットすらまともに使いこなせません……(遠い目)
何言ってんだこいつ……。となるかもしれませんが、とりあえずひとつ例を上げましょう。(ネタバレあり)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887268454
こちらは拙作『明日の黒板』でございます。こちらの作品は、とある自主企画に参加した時に書いたものなのです。
このお話をざっくり説明すると……
瓜二つの双子の姉妹(完璧優等生の姉とそれに若干負い目を感じる妹)がおり、姉に好意を寄せている男子に妹が恋しちゃってどんちゃんするお話です。
このお話の中には、妹がその男子に詰め寄るシーンがあります。激情と嫉妬に身を任せて、妖艶に詰め寄るシーンに仕上がっています。がしかし……
最初はこんなにする予定ありませんでした!
ええ、気がついたらこんな感じになってました……って言うのは盛ってますが、当初の予定では↓
「私じゃ……駄目なの?」と涙ながらに男子に語る妹
「私なら、あなたの理想の姉になれるよ……?」
「私なら、あなただけの姉になれるんだよ?」
みたいな感じのメンヘラ(であってる?)全開のぶっ壊れ妹ちゃんになる予定でした(出来上がりも相当ぶっ壊れですけどw)
それを目指して書き進めておりました。えぇ、順調でしたとも、これはいけるわ!柄にも無くそんなこと思いましたよ。そしたらですよ、そしたらですよ?いざそのシーンに突入した瞬間──
「そんなに、はる姉の事が好きなんだ……」
気がついた時には、手が勝手に動いていた。
「え?……あれ? なんか目が怖くね??gkbr」
と思いながらも手がどんどんあさっての方向に進んでいくんですよ!自分でもビックリでしたね(笑)
結局のところ何が言いたかったのか→毛糸はプロット通りに書けない人。という事です(焦)
個人的には私の書いたプロットは、映画とかドラマとかアニメの脚本?台本?みたいなもので、お話の登場人物達がそれを見ながら演技していく感じに近いかなって思ってます。
思い通りに行く時もありますが、概ねみんなアドリブかましていきます。今書いてる『ドラヴァニア戦記』も既に結構アドリブまみれです(ルナリスVSガレス戦とか完全に想定外でしたw)
ついでに言うと、今の最新話部分も、一人のキャラのアドリブのおかげでかなり振り回されてます。ほんと、余計なことしかしない大尉殿だよ……(遠い目)
とまぁ、そんな感じで書いてる人もいますよって事で……( ̄▽ ̄;)
プロットが書けない!どうしよう!?とか、そんな感じで迷ってたり彷徨ってたりしている方がいればぜひ教えてあげてください。「こんな変な奴もいるぞ。だからあんま気にせず楽しく書けよ、な?」みたいな感じで(笑)
同じような人がいたら嬉しみ……(小声)
P.S.ドラヴァニア戦記の最新話更新しました。(唐突な宣伝)
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