時代の流れの中で旅をしたくなる

古式ゆかしい日本人の心の美しさから 瞬きをする度に移り変わって行くような現代の少し忙しない心の中で、大切な忘れてはいけないものを語り継ぎ、時には日本の中に留まらず世界に熱い想いを馳せ、そんな作者の笑いとペーソス溢れるその語り口の中で浮かびながら、自由な旅人になって古から未来まで歩いてみたい…と感じさせてくれる。
読むたびに心豊かになれる、そんな時間をプレゼントしてくれる本だと想います。

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