書道と大根足

 小学生の頃から大学卒業まで書道を習っていまして、一応、師範の免状などもいただいています。

 今はすっかり腕も落ち、とてもじゃないけど、人様に教えるなんて出来そうもないですが、それでも数少ないわたしの特技。


 筆で字を書く時は勿論、正座です。

 お陰で正座が癖になりました。


 と言っても長時間になると足は普通に痺れるし、そういう意味ではちょっと情けないのですが。


 この癖は変な所で出できて、実はお風呂に入って髪を洗う時、正座してしまうのです。


 ハッと気づくと正座している。

 一応、お風呂マットを敷いているとはいえ、恐ろしきは習慣。


 家ではまだいいのですが、旅行に出かけた時のたとえば温泉などの時、お風呂の椅子があっても何故か使わず正座。


 タイル貼りの浴場とかだと足に跡がついてしまい、同行者からちょっと引かれます。トホホ・・・。

 お陰で立派な大根足。


 娘さんの脚をスラリとさせたいお母さんは正座させないようにするとかも聞いた事がありますが、それは極端としても、やっぱり長年の正座で、わたしの大根足は出来上がったのでしょうか。


 いやいや、正座のせいにしちゃいけませんね。正座していてもスラリと綺麗な脚の方は沢山いらっしゃるし。

 あくまでも個人的な資質なのでしょう。


 ということで、今更の大根足。

 今日もお風呂で正座しているわたしであります。

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