第4話 - JOKER & STRENGTH
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青空だった。
雲一つもない高い空。周りは静かだ。聞こえてくるのは先生の言葉だけ。
「次、石田、36ページを読んでみろ」
「えっと、国際化、世界化して行く世の中で日本はどのような姿勢を取るべきか。外国の移住労働者はだんだん増えて行って彼らに対する視線は日本中でも様々な……」
授業の内容が全然入って来ない。頭は小野田のことでいっぱいだった。
今日からあいつと情報捜索をすることになってるけど、後でどう顔を向き合えばいいんだ?
ちくしょう、やっぱり昨日余計なことは言わない方がよかった。感情的になって大声も出してしまったし。怒らせたのかな? きっと僕に呆れたんだろう、絶対だ。毎晩零時に開かれると言った定期報告会でも、昨日は同盟なのに見やりもしてくれなかったじゃないか。もしかして僕もうラインとかもブロックされたとか??
そんなことを考えてるうちにチャイムが鳴った。
昼休み。みんな三々五々群れを作って食事を始める。僕も早く動かないと……。
財布を持って購買部に行こうとしたそのときだった。
「おめえ今日もパン食いか?」
「えっ?」
横から男のクラスメイトが声をかけて来た。いきなりのことに僕は電源が切れたロボットみたいに止まってしまう。たぶん彼の名前は、石垣くんだったけ。
「なんじゃ、矛院。そのどうしてわ分かったっていう面は」
「いや、そ、その、な、なんでも、ない」
「それで、今日もパン?」
「そのつもり、だけど」
「おーい、本田! 早く来いよ、さとみが待ってるぞ!」
「ああ! 今行くから!」
彼―石垣じゃなかった―はそう言いながら隣の席から体を起こした。馴れ馴れしく笑って見せながら、こちらの肩を叩く。
「パンだけ食ってると背伸びねえよ? じゃな」
そんな言葉を残して去って行った。
本田が去っていた場所をじろじろ見つめる。長い時間が経った後になってようやく体を動くことができた。
そっか。ちょっとのんびりしてたから話しかけて来たのかも。今まではずっと、教室から逃げていたから。もう逃げなくてもいいのだ。加害者は、もういない。この手で殺した。
そのことを考えるとさらに気分が落ち込んた。やつの不在は、僕の安全と共に僕が人を殺したという事実を反証している。
――単に責任から逃れたくてそう言ってるんじゃないよね?
小野田の言葉が頭の中を横切る。なんでその時答えなかったんだろう。僕は本当にそう思っていたのか? そんなはずはない。僕はただ……
「ちくしょう……」
後で、どんな顔であいつに会えばいいんだろう。どうしようもない心が悩んでるうちに時間は絶えずに流れる。気づいたときは、すでに放課後になっていた。
午後8時53分。
小野田の姿は遠くからでも簡単に見つかることができた。
動きやすい私服。白いブラウスに赤いローングカーディガンをまとってて、下は足にぴったり付くスキーニージンズを穿いている。 初めて会ったときはスカートだったけど、これはこれなりに彼女にずいぶん似合っていた。肩には茶色の小さいクロスバック。この子はオシャレな人なんだ?
小野田は結構背が高い。169㎝の僕とあんま違わないから164cmぐらいだろうか。体の比率もよくてぴったりとしたジンズはなだらかな曲線を描くお尻とすらりとした足のラインを浮き彫りにしてまるでモデルさんのようだった。
横から声をかけてみるが、返事はない。何度も彼女の名前を読んでみたが、全部無視された。よく見ると、彼女の視線はスマホに固定されたまま、耳には白いイヤホンが挿されていた。音楽を聴いているようだ。春の風に包まれて彼女の肩が小さく踊ってる。その姿は、昨日の鋭い雰囲気の小野田とは対照的で結構可愛かった。
彼女の肩が踊りを止めたとき、ゆっくりと隣に足を運ぶ。すると、ようやく小野田が僕に気づいてくれた。
「今日はちゃんと来たわね。今日も待たせたら本気で怒るつもりだったから」
「昨日も怒っ……じゃなくていくらなんでもそこまで迷惑はかけねえよ」
「そう? ならいい。 じゃあ、行きましょう」
小野田はつんとした口調でそう言って歩き始める。僕はそんな彼女をすぐ追いかけた。小野田が先に進んで僕はその後ろ。自然にある程度の距離感ができてしまう。
さすがに昨日の言い合いがあったからか、小野田は全般的に冷かった。この気まずい雰囲気をどうしたらいんんだ? 歩いて10分ぐらい経ったけど、その間僕たちの間に会話らしい会話はまったくいなかった。彼女はスマホを見つめて、僕はそんな彼女の隣と後ろを追って歩くだけ。本当気まずい。どうしよう。どうしたらいい? えっと、僕がペアを組もうと提案したから何とかしないと……。
「あ、あの……」
「なに?」
見向きもしない素っ気ない返事だった。鬼め。
「先、何聴いてた?」
「?」
「いや~、ちょっと音楽聴いてるようだったので、離れたとこでずっと見守ってて」
小野田がそのままそろりと二歩ぐらい離れた。目がもう死んだ虫を見てるようになってる。
「きもい……」
「いやいやいや、声かけたよ! 無視したのはお前だったからな!」
「ちゃんと人のことを呼びなさいよ、何それ変態みたい」
「だから声かけたって! お前が音楽に無我夢中になってただけじゃん! リズムに乗って体まで揺したくせに!」
あれ?
小野田がこわばった。
「し、してない! 見間違いよ!」
「いや、だってしてたし」
「してない」
「してた」
「してない」
「してたって」
「してない!」
めっちゃくちゃ否定してる。確かに見たけどなあ。そんなに恥ずかしいことなのかよ。
「……分かった。僕の見間違いだった、ごめん」
余計に主張して腹立たせるのもあれだとと思った。昨日のこともあるしな。
小野田は不満げな顔で僕を睨んではまたそっぽを向いてしまう。
「……わ、分かったらいいの。ほら、行こう」
そう言いながら先に進んで行く小野田だった。僕はその後を追って少し離れたところで付いていく。
まあ、やはりというか。会話らしい会話は全然できなかった。自分に弁才がないってことを呪ってしまう。昨日のこと、やっぱりまだ心に残ってるんだろうな。お前はきっと最後まで生き延びれるとか、退歩の証明とかでたらめなこと言っちまって……。
お互い沈黙したまま何分ぐらい経っただろう。風が結構強く吹いていた。寒いのか、小野田が先から鼻をすすっている。
ずるずる。
ずるずる。
チーン。
てくてくてく。
ずるずる。
ずるずる。
チーン。
「風邪か?」
「ううん、風邪じゃないけど寒さにちょっと弱くて。天気が寒くなるとよくこんなもんだよ。もう、どうして5月なのにこんなにも寒いわけ?」
小野田は苦しそうに肩にしていたクロスバックからティッシュをもう一枚取り出した。
さんざん苦労してるようだ。
「小野田」
「うう……なに?」
「どこ行かずにそこで待ってて」
頭の上に疑問符を描く小野田を残したまま僕は走り出した。
「ほら」
「……何これ?」
「何って、ホットコーヒーだろうが」
「それは分かるけど……」
小野田はおずおずしながら缶コーヒーを手にした。両手で缶を持ったまま僕を見上げ
てくる。何も言ってないけど、その瞳はどうしてと聞いていた。
「だって先寒さに弱いとか言ってただろう。飲んだらちょっとぐらいは体温かくなるさ」
「それで買って来たの?」
驚く小野田の言葉に肩をすくめる。小野田は喜んでるのか怒ってるのか微妙な顔をした。しばらく僕のことを見つめてはクロスバックから自分の財布を取り出す。手を出して彼女の行動を制すると小野田が少しだけは戸惑う。
「これは同盟と仲良くするための投資みたいなもんだ。それ以上の意味はないから負担と思わずもらって欲しい」
聞いていた小野田はちょっとだけ時間を置いては結局無口に缶コーヒーを開けて一口すすった。
「あったかいね……」
自然に滲んでくる微笑み。どうやら味は彼女の気に入ったようだった。声をかけると今度はそっぽを向かずに、僕を見てくれる。
「昨日は、悪かった」
戦いは今始まったばかりだ。これからのことも考えてこんな気まずい関係はよくない。
小野田は静かに僕の言葉を待っていた。ちゃんと目を合わせてゆっくりと話し始める。
「その、人間の退歩とか、最後まで生き延びれるとか、色々さんざん言ってたなと思う。こっちの言い過ぎだった。不愉快な思いをさせてしまったら、本当にごめんなさい」
彼女は貴重な戦力だ。お互いによくない感情を持ったままじゃ、僕らの同盟に何の得にもならない。それに、昨日のことは実際僕が感情的になったとこも確かにあるのだ。
他人に傷つけることも、傷つくことも嫌いだ。
嫌われたら……たぶん、耐えきれなさそうだった。
心を引き締めて昨日のことを思い出す。まだ、小野田が聞いてた質問には答えていない。
「責任からは逃れないし、そうしたくもない。だからこそだよ。せめて、というものが必要だと思う。人間として生まれた以上最後の一線というか、そんなくだらないやつ。 君にとっては話のつじつまが合わないと言うかも知らないが……」
両手にした缶コーヒーをすすりながら静かに話を聞いてる。怒るんじゃないかなと思ったけど、そこまで気に障ってはいないようだった。小野田は黙々とコーヒーばっかすすってるだけ。何も言わない小野田のせいでより心細くなる。なんだよ、何で何も言わないんだ、答えにならなかったのかな。こんな僕の考えはでたらめで矛盾だらけと考えているのかも。
「分かった」
その言葉は、
まるで魔法のようだった。
耳をくすぐる甘未な響き。心のどこかを縛っていた鎖が溶けて行く。二人の間に置かれていた高い壁が、少しは崩れた気がした。
「ちょっと理解できないとこもあるけど、私の価値観を強要するつもりもないから。
それがあなたの意見だったら、私もその意見を尊重する」
「あ、う、うん……」
「それに、その、私もごめんなさい。昨日は色々言っちゃって」
「確かに脳の代わりにうどんが入ってるとか、耳じゃなくて脳みそを取られたとかは16年の人生で初耳でした」
「ちょっと! 私謝ってるの! 心から反省してるの!」
「はーい、真にありがとうございます」
小野田は僕の言葉にまた口を尖らせては、両手にしていたコーヒーをごくごくと飲み干した。ちょっと離れたところにすでに出された資源ごみ袋があって、その中に飲み干した缶を入れ込んではこっちを振り向く。
「コーヒーありがとう」
素直な感謝の言葉はこっちにも満足感を与える。小野田はしばらくはずっと僕のことを見つめては妙な表情を作ってにししっと笑った。
「あんた、ちょっと意外」
「どーゆうこと?」
「センスは認めてあげるってこと」
「えっ?」
今……褒められた?
「えっ、その、べ、べべべ別にお前のためにそうしたわけじゃないからな!」
「……ツンツンする男って需要ある?」
「僕に聞くなよ!」
恥ずかしくて怒鳴ったけど、だしぬけに小野田は大声で笑い出した。本当に面白いと言わんばかりに腹まで抱えている。
「あははっ、あんたってかわいいとこあるね」
「か、からかうなよ、男がかわいいと言われてもあれだし」
「そう?」
小野田は先に足を運び始める。
「私は好きだけど。かわいい男」
進んで行く歩みは、年頃の少女らしい軽くて元気なものだった。
午後11時。
それから2時間以上を歩き回ってるけど、さしたる成果は上げられなかった。
僕も小野田も少しは疲労感が溜まってそろそろ限界を迎えている。
「そ、捜索と言ってたが、思う通りにならないね」
「そうね。M.I.P.Sのアプリも反応ないし。まったく、今日は肩透かしを食ったかもね」
「千桜市は広いからな。ゲーム期間は15日だからそんなに急がなくてもいいと思けど?」
「私は仕事ぶりがはっきりしているのがいいの。今後の捜索が得もなく続けられたら、それに対してより効率のいい方法を考えなくてはいけないはずよ」
「それは分かるけど、そこまで焦らなくても……」
苦笑いをしながら小野田の気持ちをなだめる。不満はまだ残ってるようだったが、それ以上露わにはしなかった。
夜中の流離が続く。すでに道に人の姿は見当たらなかった。東京と言っても外郭地域は人気がない。群青に染まった夜空の下、僕と小野田は幽霊でもなったように町をさまよう。
ふと、小野田の足が止まった。どうしたか尋ねたが答えず人差し指を口に当てる。沈黙の春が真夜中に舞い降り、二人の間では緊張感だけが増していく。彼女が感じた異常を、僕は黙々と見てるだけ。長い時間が経っても黒い夜が続く。そろそろ沈黙に飽きようとしたその時だった。
爆発音。勘違えざるを得ない、明らかな音だった。
小野田が先に駆けて行き、その後を追う。目指すところはたぶん五十鈴公園だ。
近づく度に音は漸進的に大きくなる。公園にの前に着くと戦闘の激しさが肌に伝わてきた。風がぬるい。火薬のにおいが鼻を刺してきた。一昨日の無差別な暴撃を思い出すことも無理でもない。この先に……僕たち以外の他のプレイヤーがいる。
「待って、小野田!」
つかつか進んで行く小野田の腕を掴む。
「お、落ち着いて、僕らの作戦はあくまでも捜索だ。M.I.P.Sは500m以内の敵以外は認識しないけど、先にこちらの位置がバレてしまったら2㎞まで追跡される。この先は、気を付けるべきなんだ」
小野田は言う言葉を聞いて、眉を顰めながら頷く。
「爆発音は公園の中央で鳴ってる。五十鈴公園は広くない公園だ。たぶん中央広場なんだろう。木の多い裏側の方に移動しよう。身を隠すためなら公園の正門じゃなく後門の方がいいはずだ」
小野田が納得した後、正門から離れて裏側に向かう。走って5分ぐらいの距離を一気に狭める。さすがに小野田も緊張しているのか、彼女の額には小さく汗が滴っていた。後門に着いて中央広場までは3分ぐらいだ。その間にも銃撃と爆発の音は絶えずに聞こえ、たまには形容できないほどのすさまじい音も響いた。
「いた」
月明かりが当たらない夜の影に身を隠す。遠くないところで二人の人影が見つけられる。目に入ってくるのは少年と青年。荒く息を吐いているのは少年の方だった。
短いツーブロックの茶髪。鼻がつんと高く、眉毛が濃くて頼もしい印象だ。顎から首に至る線が太く、男でも感心するほどの容貌だった。背は僕より少し高く、肩は横に広く伸びていて体ががっしりとしている。長袖にも関わらず服の上に筋肉のラインがちらっと見当たる。きっと長い間体を鍛えてきたんだろう。
それに比べて青年は長身ですらりとした感じだった。
背は180センチに近く、フレームの太い眼鏡をかけている。まとっているのは白衣で髪の毛は適当に放置したようだったが、ボリューム感がよくて穏やかな印象にポイントを与えていた。彼は薄く微笑んでいたけどその笑みは彼の余裕を表すと同時に、一抹の寒気を感じさせている。
「夢だと言ってくださいよ、先生」
歯軋りの音がした。少年は複雑な感情の波に苦しむ。
「どうして
土堂と呼ばれた男は微笑みを崩さず片手で眼鏡を上へ上げる。夜風に乗った土堂の言葉は落ち着いた美声だった。
「いやあ、それはこっちの台詞ですね
500mも離れているから二人の会話は聞こえなさそうだったが、誰もいない夜の公園はそんな二人の声をきちんと伝えてくれた。それにたぶんプレイヤーとして感覚が鋭くなったのもきっとあるだろう。
二人の男は互いを眺める。土堂と言う男が、先に一歩を前へ踏み出した。一瞬、彼の足から黒い煙が立ち上がり生き物のように揺らぎ始める。白衣をまとったお医者さんの後ろに謎の黒色が群がる。
「さて、金崎くん。さすがに聞かざるを得ませんが、このゲームを諦めてくれる気はありますか?」
「俺が断ったらどうなるんですか?」
「ええっと、そうですね。そうしたくはないんですが、最悪の選択をするしかないです」
「土堂先生……!」
苦しみが滲んだ声で自分の名前が呼ばれた土堂はそのまま白衣からタバコを一箱取り出した。手馴れた動きで一本を摘み、銀色のジッポーライターで火を付ける。
「金崎くん、あなたの気持ちは分かりますが、僕には叶うべきの目標があります。この目標のためなら、どのようなことでもするつもりです。妥協も、譲りもありません。もし金崎くんが僕の目標を邪魔するのなら、今ここで殺してあげますが?」
「いったい……」
金崎は俯いていた顔を上げる。彼の瞳孔が激しく揺らいでいた。
「いったい何が、土堂先生をこうさせたんですか?」
土堂の微笑が、一瞬だけ消えた。けど、すぐに微笑みは取り戻され彼が見せた感情の動揺もそれまでだった。土堂はタバコを一口吸い取っては、灰色の煙を吐き出す。そして、
「ハルが死にました」
その一言だけを残した。表情が変わる。穏やかな微笑が苦笑いへと一転した。
「これで、納得がいったんでしょうかね」
少年は再び顔を俯く。嘆息と気の毒が混じった深いため息が彼の口から流れてきた。彼がもう一度顔を上げたとき、そこには堅く決めた意志だけが溶け込んでいた。
「分かりました。でも土堂先生。俺も、このゲームから足を抜く気はまったくない」
「……と言いますと?」
「俺は先生を殺したくない」
金崎の両手から黒い何かが伸ばされる。響き出す機械の音。いつの間にか彼の両手にはどっしりとした機関銃が根を張ってて土堂を狙っていた。
「だから、半分殺して諦めさせます……!」
白衣の医者は彼の言葉を愉快に受け入れる。彼は本当に楽しいと言うように笑いながらもう一歩を踏み出した。彼の足からは黒い煙が波立っていた。
「だからこの前にも言ったじゃないですか」
土堂の手がタバコを離す。適当に捨てられたタバコはそのまま落ちて行く。土堂の目が、ぬくもりを失った。
「あなたは救いようがないほどの、バカなお人よしだと……!!」
足が捨てられたタバコを踏みつけた瞬間、煙は実体を持ち真っ黒い軍勢を吐き出す。名前も分からない虫、蜘蛛、さそり、蛇などが噴き出してくる。その向こうからはすでに金崎の機関銃が火を吹いていた。
「メジャーアルカナNum.13、固有能力系列、『DEATH』カードの持ち主、
軍勢は激流になり、少年を食い尽くそうとする。黒い波が蠢く。機関銃に千切れた軍勢の屍が、再び煙になって黒い形象を作る。
包帯に包まれたその細身は、見るだけで体中の血を凍らせる奇怪さを持っていた。
「星空に問いを投げる、生と死の成り行きの中から」
「ギャア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛―――!!!」
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