第一章~プレイヤーの森~あらすじ
妖精の思惑というかは、お遊びの一つとしてこの世界の大地は生まれた。
妖精はこの世界を管理している管理者の魔素から生まれた為に、管理者の情報を断片的に保有している。その断片的な情報を基にして世界を形作った。
そんな世界に世界と同様に生み出されたプレイヤーという存在。
世界の変革を担わせるために造られたシステムの力を行使する要としての役割と、彼らプレイヤーとノンプレイヤーの紡ぎ出す物語を楽しむ為に、様々な制約が為されているこの世界で、サピエ王国という周囲を峻厳な山脈に囲われた場所に存在する王国に、新たなプレイヤーが誕生した。
プレイヤー誕生。仄かに青い光を放つ岩や石のある洞窟の中。
洞窟内でスライムを倒す。
洞窟を出るまでに十匹ほど倒すし魔石を手に入れるが、持ち運びに不便だったので六個しか保持しない。
洞窟の出入り口に到達外に出る。
そこで四人の貴族令嬢の騎士に傅かれる。
そんな彼女達と森の中にあるというプレイヤーをお迎えするための館へと移動する最中。
襲撃を受けるプレイヤー達。
{プレイヤー目線で謎の騎士の格好をした男たち。
令嬢騎士からしてみれば、ノルデンかズドステンの手の者。ズドステンが濃厚だと思っている。}
プレイヤーはこれを単独で無力化するのだった。
プレイヤーを迎えるために森の中に建てられている館へと向かう、プレイヤーと四人の令嬢騎士達。
そんな館では馬車馬が何者かによって始末されてしまっていた。
プレイヤーの森の中で移動するための足を失ってしまう。
館に就いたプレイヤー達は、使用人たちと合流し状況を把握する。
その後使用人たちに出立の準備を任せつつ、プレイヤーと令嬢騎士は体を休めながら今後について話し合ったのだった。
今後の方針としてスデュエステン領に向かう事が決定し移動を開始する一行。
プレイヤーの森を五時間程移動してプレイヤーの森とプープルの森との境界面にほど近い場所で野営をし英気を養う。
ここに至るまでの間、プレイヤーは自身について何も知ろうとしない他の者たちに対して不信感を得るが、この野営時にエルネスティーネがプレイヤーのいる天幕を訪れてこれを解消するが、これはエルネスティーネのみが行った行動である。
その為他の者たちへは依然として不信感を持っているが、日が空けた翌朝エルネスティーネがプレイヤーの名前を呼ぶ姿を見せた後から使用人たちはプレイヤーをネルケ様と呼ぶようになった。
しかし、三人の令嬢騎士はこの期に及んでもネルケの事をプレイヤーと呼び続けるのだった。
これに対してさらに不信感を募らせていくネルケは、メイド長のインガに頼んで何気なく三人の令嬢騎士と距離を取れるようには差配するよう言づける。
そしてそんな中、ネルケ達はメアリの遺したアーティファクトの影響下のあるプレイヤーの森からプープルの森へと出ていくのであった。
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