第1話 : 最上階の罠 ( 3 )
そして
「その娘は
お前達にクレテヤル!
気を抜くなっ!!
だがよぅ…!?さすがに ″
一度に相手にしちゃぁ…
と、含み笑いを浮かべると再び口づけした。
「何だよ!自分だけいい思いして!
こちらには、厄介ごとを回す
と、人狼達は、ニヤニヤと
少女はその気配を察し、胸に手を当て、何事か小さく呪文を
すると、どうだろう!! 一瞬で、少女の黒髪は輝く
「オイオイ!ヤル気満々だなぁ…
お嬢さん!!
アキバ
俺達を楽しませてもらえるのかい?」
と、人狼の一人が、おどけながら、腰を
他の連中も、それくらいにしておけとばかりに苦笑した。
(!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
「グッわぁぁぁー!!おオォォー!!」
闇夜も払う叫びを挙げる!!
「この
怒りを
少女は瞳を閉じたままジッと姿勢は低く、やや
列の中で、彼女が左右前後、車椅子をクルリ素速く回転させたのは見て取れたが、余りにも一瞬の動作で、何が起きたのか分からない。
未だに、自分達の状況が飲み込めない彼等は、通り抜けて行った少女を振り返ろうとする。
が、その首は
誰一人として声を挙げる者は無い。
─
仲間達の代わりに、彼が大きく
「オイ! 5秒だぞ!! オイ! 5秒だ!!
いくら
人狼10人相手に、たったの5秒だゾ!!」
彼の眼前には、首と胴が離れ、バランスを保ったままの人狼がある。
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