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瓶の中あるいは外

瓶の中あるいは外

亜済公

おすすめレビュー

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★★★
★33
16人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 神代 恭子
    26件の
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    ★★★ Excellent!!!

    叙情と断絶のクラインの壺

    外の僕、内の少女。
    僕の意識は、少女に向いているようで、実は僕にしか、向いていない。
    だから少女は、裏返る瓶に隔てられた僕を認識できないのだろう。

    「あなたがいるのは」
    まず問われたその言葉。
    けれど読者は、一見観測者のようでいて、しかし、所詮は瓶の蓋、或いは瓶の口でしかなく、僕にも少女にも、外にも内にも、永遠に関われぬ切ない媒介者なのではないだろうか。

    心許なくたゆたう波間に、束の間、放り出されよう。

    • 2019年6月11日 14:32