ホワイト・アッシュ

まいずみスミノフ

第1話

◯月蝕家(夕)

T「十五年前」 

綺愛蘭「お母さんお腹すいたー」

   制服姿の月蝕綺愛蘭(15)が家に帰ってくる。

   しかし家の中はしんと静まり返っている。

綺愛蘭「いないのー?」

   綺愛蘭は台所に行き冷蔵庫を開ける。

   その中にはびっしりと牙が生え、赤黒い肉が詰まっている。

   直後、綺愛蘭の姿はなく床にポタポタと血が落ちている。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る