死神(予約済み)
キッタラ=サドンデス
・外見
168cm43㎏
灰色の髪、青白い肌、こけた頬に落ちくぼんだ目、前歯の上が抜けたすきっぱで、ニヒルに笑い、だけど寂しげな感じになる男。
細い両腕の手首にがいくつものリストカットの跡、それと点滴の跡もあり、それも含めて病人にしか見えない。
ボロボロのコートに見えるのは実は白衣、ただそれ以外は普通の格好で、武器の類は一切持ってない。
・性格
物静かで地味、自己主張が少ない。
軽度ながら潔癖症で、消毒用のエタノールとお手拭きは常に持ち歩いている。それ故に己の能力に多大なストレスを感じており、使いたがらない。
虚無主義者で、あらゆるものの価値を無為とし、悟ったように無欲。だからか、人の死に無関心で、虐殺になんの感情も動かない。
・経歴
星5つ。
単体で異世界一つを崩壊させかねない強力な能力を有するがゆえに、長い間隔離されてきた。それが自由になったのがつい最近、多額の保証金でやっと外に出れた。
自由になった後も試しに一つの異世界を半壊させており、危険性は変わらない。
・舞台
一番健康な人間が多く、かつ他の異世界に移動する可能性が高い人間が集まる、8番コロニー、スクールデイズにて、能力発動のタイミングを計っている。
多くの難民に紛れて逃げ惑っており、単身を見つけ出すのはかなり難しい。
・能力
身体能力は常人よりも弱く、スタミナがない。
疫病学に精通し、その関係から医術にも心得がある。ただし内科と診断専門で応急手当や手術の類は知識はあっても経験がなく、手先も不器用で下記の能力もあってか、正直苦手。
医療用のメスを持つが、ほぼリストカット用。
ウイルスメーカー
まんま殺人ウイルスを血液内で作り出せる。ナイフなどで手首に傷をつけることで空気に混ぜ、ざっくりと血の臭いを嗅げる距離ならば間違いなく感染させることができる。以後、感染者の血液や呼気を介して空気感染していく。
ウイルスを作るには遺伝子情報が必要で、それ習得のため、食べ残しや毛根、血液、時には吐き捨てた唾を舐めることもある。
ホミサイドウイルス
対象の人物の遺伝子を体内に取り込むことで発動、潜伏期間が三年と長く、そのためドンドン広がるが、対象の遺伝子を持たない人間以外には無害。ただし対象が感染した場合は、文字通り爆発する。爆発の破片からも一応感染する。
ジェノサイドウイルス
同じく対象の遺伝子が必要だが、今度は複数を混ぜて作る。潜伏期間はそのままに、それぞれに共通する遺伝子情報を持つ者を爆発させる。大体三人ぐらい混ぜると一つの種族を絶滅させられるし、実際七つの所属が絶滅している。
スーサイドウイルス
自身の遺伝子のみで発動、『人間』ならば誰でも感染し、死ぬという一切のブレーキのかからない完全暴走ウイルス。当然自分を感染し、潜伏期間の30分を経過した後、大爆発させると予想される。当然まだ作ったことはないが、一歩手前は何度か作れているのですぐにでもできる。
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