異世界再生機構『リブート』

愚者の使い

伝令役の被害者たち

・外見

様々。人種、性別、年齢、出身異世界から文化文明もすべて異なっている。

唯一の共通点は体のどこかに魂を縛る呪いの烙印が押されている。

そんなのが五万人ほど、突如として現れたことになる。

・性格

三日後、魂を奪われることに一様に恐怖している。

それに対する対応は様々ながら、わずかな希望に縋り、あがく姿は憐れみさえも感じる。

・経歴

個々の経歴は様々ながら共通しているのが『リブート』と呼ばれる組織に拉致され、そこで『愚者』を名乗る男と『ゲーム』を強要され、結果ここにいるということは同じ。

・舞台

アッシュワールド各地、一般人が出入りできる場所ならば大体いる。

みな呪いから逃れようと必死であり、そのために犯罪に走るもの、暴走するものが絶えず、混乱が広がっている。

・モブ

観客たち

あるものは面白がり、あるものは憐れみ、あるものは助けようとする。

結果は大体が無駄に終わる。

・能力

ゲーム

全員が烙印と共に受けた呪い。現状、それを解呪する方法は見つかっておらず、あったとしても全員を三日で、というのは不可能と計算されている。

『これより三日後、アッシュワールド及びP・W・カンパニーへ、リブートの攻撃が開始される』という内容を、それを知らない人間五億人に知らせるゲームに胸腺参加させられている。成功すれば助かるが、失敗すれば魂を抜かれる。