応援コメント

終章:命を削るひとたちと命を紡ぐひとたち」への応援コメント

  • ああ、素晴らしかったです。

    世界はクソッ垂れの人間ばかりが蠢いているのだと思います。
    でも救いはある。
    翡翠さんや賢人さん。それに感化された眞守さん。呼びかけに答えてくれた5歳の男の子。男の子を信じる父親。異常事態を受け入れその中で最良を尽くさんとする機長。
    鬼に噛みついたおばあさん。
    今、今までに出て来た人々が頭の中を駆け回っています。ちょうどアニメのエンディングみたいに。賢人さんと翡翠さんが全面で、うしろのスクリーンに登場人物が次々に出てくる感じです。
    この人たちを見ていて思ったのは、信じた人は救われた。と言うことですかね。
    どんなに胡散臭いものでも、事実として信じ、己が義務を果たさんとする人の言葉に耳を傾けられるかどうか。それが、この作品を読んできて思ったことです。
    例えばこの小説を離れ、現実に戻ったとき、神は居るのかという疑問が頭をよぎったとき、私はいつも通りに「さあて、それは解らない」と思うでしょう。
    しかしながら、この小説の中には、確実に居た。
    間違いなく。

    ああ、つまりこれは、新しい宗教なのではないでしょうか。
    作品とは宗教に成り得るのではないでしょうか。
    新しい可能性を想像させてくれます。
    そんなものを内包した、それこそ核の光を浄化せんとするこれは、救いの物語。

    今はまだ小説という名のこれがいつか経典になったとき、遍く人々を須らく救うことになるでしょう。
    いつかそのときが来たときのために、私は初めから知っていたことをここに記し、みんなに自慢して回ります。ちょっと不遜な気もしますけど、良いですよね?

    話が脱線しましたが、本当に素晴らしい作品でした。
    どんな作家でもこれを書くことはできないでしょう。
    人生をプロットにしてしまうほど小説と向き合って、書き続けて来たnaka-motooさんだからこそ書けた作品だったと思います。
    作品、というかもう世界ですね。
    もともと尊敬しておりましたが、再度、ここでひれ伏させてください。
    本当に本当に本当に、ありがとうございました!

    作者からの返信

    わたしの方こそなんとお礼を申し上げればよいかわかりません。賢人・翡翠・眞守だけでなく、男の子や父親、機長とおばあさんのことにまで触れていただき本当にありがとうございます。
    この小説はわたしの恩人の詩のような文章に突き動かされて書かせていただいたものであり、わたし自身の内面から出たものではないと今でも思っています。
    そして蛇足ですけれども、生きているひとたちをというよりは死んでしまったひとたちを慰めたいという思いもありました。
    私事ですけれども前職でとてもお世話になった方がおられました。わたしが舅・姑と同居のために転職した後、その方は定年で故郷の東北に戻り震災に遭いました。消息を知りたくてお便りすると、その方の奥様から「主人は四人の孫と共に津波に流されました。存命中は大変お世話になりました」と仮設住宅の住所からお返事があったんです。
    だから、わたしは、そういうひとたちの死をも『なぜ?』と賢人に熟考させたかったんです。翡翠に救ってもらいたかったんです。
    詩一さんのコメント、本当に嬉しいです。
    わたし自身が涙が出ました。
    ありがとうございます。

  • 読み切った。。。。。
    濃密な時間でした。
    素晴らしい体験をありがとうございました。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    本当に一息に読んでくださり評価までいただき感謝いたします。ただ相当にお疲れになられたのではないかと心配しております。
    そして「高天原まで10万里」に素敵なレビューをいただきありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます!(^^)

  • 素晴らしかったです。ただただ圧倒されました。まだ暫し作品世界に浸りつつ…。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    最後までお読みくださりありがとうございます。
    この小説はわたしのこれまでの人生のノンフィクションもかなり含まれています。そしてお読みくださる方の大切な人生をも尊重させていただけたらと思います。
    本当にありがとうざいます!

  • すごいです……!こんな結末だとは想像していませんでした。本当にすごい。
    最後の方は圧倒されっぱなしでした。タイトル通り、スケールが大きい!宇宙や人間の歴史に関わる、とても壮大なお話ですね。神がその意志で為したような作品だと感じました。

    完結、お疲れ様でした。
    欲を言えば、翡翠と賢人のその後が見たいです。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    小説の序盤で七海まちさんが翡翠の魅力についてお言葉を下さったことを頼りに書いてきたのかもしれません。
    とても力づけていただきました。
    そして翡翠と賢人のその後・・・
    切なく美しい恋愛小説のヒントを頂いたような気がします。

    本当にありがとうございます!(^^)


  • 最後まで加速度を増し続け同時に静かに確かな希望を感じさせる素晴らしい結末でした!ありがとうございました!

    作者からの返信

    お忙しい中お読みくださりありがとうございます。
    実は最後のシーンはTakeさんの描く美しい宇宙空間をイメージして書かせていただきました。
    いつもインスピレーションを頂いています。
    本当にありがとうございます!

  • 完結おめでとうございます!
    すさまじい話でした。
    賢人と翡翠のその後に幸ありますように。

    作者からの返信

    わたしが何かに憑かれたように書きたいままに書いたこの小説を貴重なお時間を割いてお読みくださり感謝いたします。
    とても報われる思いです。
    本当にありがとうございます!