第一章 日常?

シルヴァの屋敷の近くで剣と槍を持った男二人が戦い(じゃれあい)を繰り広げていた。




シルヴァ『おいなんで今のを避けれるんだ!どんな反射神経してやがる化け物め』


首筋を狙った渾身の一撃を避けられて悪態をつくシルヴァ。




ウルヴァ―ナ『化け物はそっちだろうがなんでそんなに早く動けるんだよ。てか避けなかったらしんでるわ!』


傍から見たら、気を抜いたら死んでしまうような戦いをこの二人は楽しく会話をしながらしている。


まさに狂人だ。


そんな狂人たちの戯れの最中に最愛の息子たちが帰ってきた。




そんな狂人たちの息子たちは親が戦ってるのを見てどうなるのか、、、、こうなる


アウゼス『親父!俺も混ぜろ!うぉぉぉぉぉぉぉぉおお』




これは特殊例 本来はこうなる てかこうなれや




エレン「はぁまただ、また戦ってるよ。ただでさえ試合後で疲れてるのになんでこんなみんなして戦いたがるんだ」


シルヴァ『おいエレン早く愛しのお父さんを助けてくれーーーー』


そう叫びながらアウゼスには手加減し、ウルヴァーナの豪槍をさばいていく。そんな攻防が何分間か続いたころ、さすがのシルヴァも限界が近づいてきたのか、対応にキレがなくなっていく。そして愚かなことに嫁に固く禁じられていた技を使ってしまう。




シルヴァ『あああああくそめんどくせー 魔装!』


ウルヴァーナ『なにぃそっちがその気ならこっちも魔装!』




その刹那二人の叫び声が庭に響き渡った。




シルヴァ&ウル『うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ』




カレン『あなた!魔装は禁止っていつも言ってるでしょうエレンがけがしたらどうするんですか!』


ヘレナ『二対一でしかも魔装を使う腰抜けはいっそ死ね!二度と戦えなくするぞ腰抜けが』




嫁おそるべしである この二人こんなことを言っておきながら夫が魔装した瞬間にカレンは魔法でヘレナは殴って止めたのだ 類は友を呼ぶとは言うが呼んだ挙句結婚し子供までその友になってるのだから呼ぶ力強すぎだろとも言いたくなる。




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カレン シルヴァの妻 


ヘレン ウルヴァーナの妻 


魔装それは身体強化の更に上 身体強化が体に魔力を流し身体能力を強化するのに対し、魔装は身体強化した状態で体を魔力で覆い魔力の鎧を着るというような技だ。


身体にかかる重力を軽減し、魔法を防ぎ。 強化率も身体強化とは比べ物にならない


だが半端なものが使うと魔力が駄々洩れで、強化してる分魔力で覆えてない部分に攻撃を食らうととてつもないダメージを食らう。


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カレン『エレンおかえりなさい、いつも本当にごめんなさいね。』


エレン「う、うんただいま」




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