古井戸

@hwt

第1話

つまらない、つまらないんだ、あなた達がみてる世界が分かりません、何が楽しいんだよ

人の思想を読み取る力もないくせに僕は批判なんてするつもりもない、価値観や美意識の領域が低いから豚だなんておもってはいない僕は子供に向けて明るく正しい正義と無邪気さを文章の表情に現れるよう、無邪気な子供だからこそ深層の感情に触れて正しい道徳や人間らしい愛情に気付いて接することが出来るようになればと理想を向けて鉛筆で原稿に書いていたんだ、ふざけるな、

僕は子供の気持ちが解る大人でいたかった

僕は子供たちの墓場と呼ばれる様な人間にはなりたくない

本当は鉛筆で原稿に書いていたい

甘えだろ?僕は逃げているんだ、電車じゃ原稿に文字を書こうとしないもの、

感情で自分にも出来ない事を言う大人の思考も考えた、人に感情を向けることは勇気の要ることだと思うんだ、自己満足の見えるような叱り方をしてやればいいじゃないかと言う

身勝手って頭文字に付けられる大人は考えたことあんのか?、普段社会的因襲の中で誤魔化されている僕の気持ちが、見えもしていない分滑稽なんだよ

本当は永遠に考える葦にでもなりたいよ

海の底で砂に埋もれる貝でいたい

僕のみてる世界は鮮やかなのに鏡の僕は気い張って生きてるように見える、鏡の僕を映した僕の目の中の僕は難しい表情でいる、

誰が僕の心の先端に生えた芽を詰んだ、自分で間引いた分はやり方が甘いから直ぐ苗になる、いつ収穫すんのかで味が変わるのか、今の僕は不味くはないだろうけど人間もどきにとっては毒だろう、毒味以外の味をどうせ誰も気づくまい、、、


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る