第15話 各々が勝手に人生の折り返し地点なんざ設定するな
昔から気になる言葉がある。俺はもう人生の折り返し地点は過ぎたからなー。てヤツ。
何お前が設定してん年て感じ。35の人間が丁度折り返し地点ならお前70まで生きれる事を確定させてんのかいと。
もちろんそれは子供がいる、妻あるいは夫がいる、家族がいるとかを想定して。つまり自分の人生以外の人生を想定してる言葉なのかもしれない。
けど気になる。社会人で20ならまだまだ若い。30なら下からならおっさんおばさん、けど社会人という枠組みだとまだやり直しがきく。何やり直して?とか40ならまだまだやれるラストチャンスとか。
平均寿命という指標はあるものの、命というのは与えられると言う時点では等しくおなじなのかもしれない。
けれど不幸や幸運、事故や奇跡。チャンスをつかみ続ける、何事にも怯え逃げ続けるとか当たり前に自己なのか他人なのかで人生なんて枝分かれに変わっていく。人間はみんなそれぞれ違う世界に一つだけの花であるはずなのに、何故だかその指標みたいなもんはまかり通る。
いやだからなんなん?て話をしてるのだけれども。人生の折り返し地点とかそれってなんなん?て感じなのでなんなん?にはなんなん?はぶつけたいンだけど…………………………なんなん?
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