2020/05/18
私の態度としては、第一に、知りたい、というのがあるような気がする。
いかに生きていたか。
そうしてみると、変転する世相に右往左往するだけの主人公という造形は、私としては非常におもしろいのだけれど、小説に求められるのは、いかにその人物が「生きたか」あるいは「生きるか」ということになるのだと思われ、右往左往の人は、物語としては何ともつまらない。
私自身が、主体的に生きてないせいでもある。何となく生きている。
他方、歴史の叙述方法は、何かそこに「歴史の流れ」だの「必然」のようなものを見出そうとすると、途端に私には、つまらなくなる。
民衆のうねりだの、人々の意識だの……。
現に自分が感じていないので、んなものは、興味の対象外となる。
ただ、時代の空気感とか、浮かれた感じみたいなのは、そりゃある。
もうちょっと整理して書けばよかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます