あやまり堂日記 in カクヨム

2019/07/02

「Game of Thrones」の評判を聞いていて、興味はあったのだけれど、見るからには第１シーズンの最初から見たい……と念じていたところ、折しも、最終シーズン開始に併せて、Star Channelで第１シーズンから放送開始。

これは見なければならぬと、見始めると、やはり抜群におもしろい。

映像、役者、台詞回しなどは無論のこと、人物像、構成、展開の早さの卓越さ、意外性に富んだ全体像……と、１時間余りの一編中、興味が尽きない。海外ドラマというのは、もはやこの水準なのだなあと、毎度感嘆している。

私の書いている歴史物に通ずるし、参考としなければなるまい。

時にこのGame of Thronesは、最終章が第８シーズンとのことで、第１シーズンに引き続いて、第２シーズンも始まった点、つらつら考えて行くと、最終章を見終わるのは、来年３月。ちょうど帰国する時に見終わる勘定で、ぼちぼちと帰国を意識し始めた頃合いでもあって、「これを終いまで見て、帰国だ」という感はおもしろい。

ところで、ダナンとホイアンに出かけた。

ダナンは、観光地で、ハノイに比すると英語が通じた印象を持った。

また、観光客相手の商売が多い気もする。ダナンからホイアンのバス代、17,000VNDのはずで、２万ドンを示したら、3万ドンふんだくられた。

商都ホーチミンは、商売人気質で愛想が良い。

ハノイ人は役人気質で、愛想は悪いが、不当な行為はしない。

間にあるダナン人は、金にきたないハノイ人といった感を得た。

とまれ、海風に吹かれながら、ベトナム人がカラオケで熱唱しているのを眺めつつ、ビールを飲むという、何だか冗談みたいな一時を過ごしていた。