2019/05/02
ベトナムは5連休。
ホーチミン市に赴き、遠くから、日本の改元の様子を眺めていた。
数十年に一度の機会に、日本を離れているのは、惜しい気持もあるが、何か愉快。
ホーチミン市は、実にきれいであった。
ハノイと同じ国とは思えぬほど、都会。
一部、ハノイ市民の思う「ベトナムらしさ」はあったが、ホーチミンには、「途上」感は乏しかった。
雨が町を洗うためか、日差しのためか、とにかく町並みの美しさが印象に残っている。
それにしても……、元号がわりに数十年を振り返ることは、おもしろい。
さらに、「令和時代の予定」を年表にするTVの中で、
「30年後には、日本人口が1億人を割り、AIの知性が人間を超える……」
と見たのが、何か、凄まじい気がした。
新たな天皇様は60歳近くと聞いたので、今回の改元を思えば、今後20年から30年の令和時代を、私はたぶん、眺めることができる。
どんな変革が起こるのだろう。
……平成の時代を思えば、インターネットの発明と進化が、最も大きなものであった気がする。そのおかげを以て、私はベトナムで生きている。
とはいえ、小説を書く身からすれば、人間の営みなど大して変わるものではなく、インターネットが人間生活を変えたとか言っても、詰まるところ、便利な道具と認識してよかろう。当地で、私がデジタルアーカイブスの古典資料を眺めうる、という程度で、私自身の知性や人格、大きく変革したわけではない。
が、AIが人間の知性を超え、宇宙生活などが始まるかと想像すると、折しもホーチミンの夜に見ていた「天元突破グレンラガン」の影響で、何か、すさまじい変革が、この先にあるようで、茫然としてしまう。
……というぼんやりした頭で、「令和の歴史小説」を、私は書かねばなるまい。
「兼見」の長編につき、ともかく書き直しを続けている。
他方、誰かの長編を「原案」とする書き直しをして、投稿したい欲求が出ている。
近々、試みたい。
が「兼見」を、まずは書き直さねばならぬ。
ようやく、パブー日記の回収を済ませた。
そろそろ「カクヨム日記」を公開できよう。
……どうせ、大したことは書かぬ。
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