創作SCP

SCP‐86520 「おいしいポップコーンはいかが?」

アイテム番号

SCP‐86520

Object Class

Euclid

特別収容プロトコル

SCP‐86520はSCP‐294の横に電源を切られた状態で設置しています。実験など使用にはBランク以上の職員以上一名の許可が必要です。

説明

SCP‐86520は■■県【削除済み】にある個人経営のゲームセンターで見つかり、エージェントが回収しました。■■社の有名なキャラクター■■で彩られたポップコーンの自動販売機です。通常通り規定の金額を入れ好きな味（塩、キャラメル、カレー味と不定期で変わる味の4種類）を選択し数分待つことでできたてのポップコーンが提供されます。材料は自動で補給され切れることはなく、入れたお金の行方も不明です。

SCP‐86520は可動時に流れる音楽と音声に異常性が見られます。音楽と音声を数回（個人差があり。最短で1回、最長で症状が出るまでが不明）聞くことで、症状が現れます。被験者はその音声と音楽が頭から離れなくなり常時口ずさむようになります。そしてSCP‐86520で提供されたポップコーン以外は口にしなくなります。これは記憶処理によって解除でき、耳栓など音が聞こえない状況下では防げるので

Object ClassはEuclidに指定されました。

補足

季節限定の味としては以下のものが確認されています。なお（内は）被験者の感想である。なお味の再現は現在行っていますが、実現にはいたっていません。

■■年

夏季:梅干し（酸っすぎるし塩辛い。好みは別れる）

秋期:栗味 （これはさっぱりしてて美味しいが味が薄い）

冬期:苺 （イチゴそのもので美味しい。毎日食べたい）

■■年

春季:桜餅 （不味くはないが好きじゃない。）

夏季:スイカ（ポップコーンには合わない。すごい味）

秋季:マロングラッセ（過去最高の味。毎日食べたい、むしろ作ってくれ）

冬期:おでん （一個一個味が違う。辛子が欲しい。珍味。）

■■年

春季:柏餅 （美味しいがなんか違う）

なおこの8つを繰り返している模様。しかし年々味は上昇している。

いくら美味しいと言ってもSCP‐86520の起動は推奨しません。

追伸

ポップコーン食べたくなったので買ってきます。美味しいポップコーンはいかが？