第45話 車の価値、子知らず で親も怪しいかも

ちょっと前に今は都会に住む娘と電話をしていました。

車の話になり

「おかーさん、この辺はすっごく高そうな車しか走ってないよ」

と言いますので

「そーだよね、都会で車持つなんて大変だもんね」と返して

「気に入った車とかあるの?」と聞いてみましたら

ムスメはしばらく考えて

「オリンピックのわっかが横になっちゃったヤツとかかなあ」と言いました。

ムスメよそれは…と言いかけて止めました。


ムスメにとって車は田舎の定義で人を運び、荷物を運ぶものでありそれ以上でもそれ以下でもないのでした。


今思えば私の乗ってた歴代の車達は皆ニックネームがついていて、親しみはあるけれどムスメは他所の家の車にはまったく興味がなかったなあ。


「ほんと高そうなのばっかり走ってるよ」

と言うので

「他にも分かるの?」と聞くと

「うん、トカゲが立ってて口からなんか出してるヤツとか、三角がついてるヤツとか見るよ」と。

…ジャガーが泣きそうです。

※と、ここで応援コメントに教えていただいて私がジャガーとプジョーを間違えて覚えていたことがわかりました。

ムスメもムスメですが親も親でした(汗)

あ、続きます



自転車通勤をしてるムスメは信号待ちの車の後ろのエンブレムは見るんですね。

これでも進歩です。


昔は赤い車、黒い車と色しか識別出来なかったから。


そんな車音痴でも高級感は感じるんだからやっぱり高級車は凄いなあさすがだなあ、としみじみ感じる夜なのでした。







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