第38話 水に浸かりそうになった話

以前大雨になった次の日の事です。


病院に行く用事があり私は車を走らせてました。

その道は見晴らしが良くて広く、いつもなら気にも止めない場所です。

車線は2車線ずつあり広い道路。


後で考えると川の近くの道路でした。


そして道路が一箇所だけ水が溜まってしまってました。


反対車線は水溜まりの前に左折できる道があり次々と水溜まりを避けて曲がっていきますがこちらは逃げ道がなく一本道です。


冷静になってみれば水溜りの前でUターンすればよかったのですが、反対車線からも水溜まりに突っ込んで来る車もあり

「どうしよう…」と思いながらどうしようもなく進んでいくと…


横には水溜まりに突っ込んで動けなくなった車が浮いてます。


水溜りの横で電話している営業マン。

さわやかな苦笑いです。


血の気が下がる、そんな感じ。


私の番が来ました。

アクセルを踏んで水の中に…

「あわわわ…」と独り言。


途中で止まらないように同じスピードで…

なんとか渡りきり

「はーーーっ」と大きいため息がでました。


果たして私の対処はよかったのか。

単に車が新車だったのでなんとかなったんだと思ってます。


結構水のトラブルってありますね。

次回も水の話です。

では。


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