第4話 パッカン横断歩道2

皆そうだと思うけど、仕事場に行く道は最初は大きな道を選ぶけれど

慣れてくると段々脇道を通ることになる。

帰り道そんな脇道を通っていた時。

横断歩道の前で兄弟らしき男の子二人がピョンピョンと飛び跳ねている。

正確に言うとお兄ちゃんは上にピョンピョンで弟は小さく反復横跳びピョンピョンで・・・落着きゼロである。

一瞬躊躇したけど・・・やはり止まってあげなければ。

ゆっくり徐行して・・・対向車を見ながら・・・私が止まって彼らが慌てて飛び出して対向車に跳ねられたのではたまらない。

幸い対向車もゆっくりこちらに近づいてくる。

必要以上にゆっくり車を停車させて・・・おいおい!!

彼らは私が止まったのを確認した瞬間に横断歩道に飛び出した。

よーいドン!と言われたような瞬発力を見せつけて、いやそんなのこんな所で見たくないぞ!

半分空いた窓から「止まって!!」と叫んでしまったがぜーんぜん聞いておらん彼らはピョーンと・・・。

幸い対向車も止まる寸前だったからよかったものの・・・。大分前でノロノロ運転に対向車はなっていたようで最後に見た時から横断歩道にあまり近づいてなかった。


これから横断歩道で止まる時は窓を全開にして「反対の車を見て!」と言ってから止まることにする。





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