第2話一輪車にイヌ

今日車から見たイヌは一輪車に乗ってました。

一輪車といってもわっぱが1つの子供が遊びで乗る乗り物ではなくて荷物を載せる一輪車です。

おばちゃんが荷物の代わりにイヌを載せて歩いてました。

イヌは伏せをして大人しく前を向いてました。

風を正面から受けて茶色の前毛がふわふわとなびいていています。目を細めたイヌはなにか考え事をしているような思慮深い顔をしていました。

少し車を走らせると今日はプラスチックごみの収集日だったようで、ごみの袋が山になって集まってました。

どうやらイヌはプラスチックごみと一緒に乗ってごみを降ろした後に戻ってきたようです。

私は生ごみでなくてよかった、となんとなく思いました。

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