これまでの登場人物



 ティナリス(ティナリス・リール)

 亡国ジェラの王女。

 亜人族、珠霊人最後の一人。

 人間の元騎士マルコス・リールにより引き取られ、人として生活、成長してきた。

『珠霊人』の力により高性能フィルターを持ち、それにより『原始魔力エアー』が高純度で使用できる。


 マルコス(マルコス・リール)

 元『ダ・マール』青の騎士団副団長。

 ティナリスを引き取り、育てた『おとうさん』。

 リールは当時『ダ・マール』から与えられた苗字で、現在は名乗っていない。

 愛情深く真面目な人格者だが、恋愛方面は凄まじいドヘタレ野郎。


 ナコナ(ナコナ・リール)

 マルコスの実子。

 ティナリスの義姉に当たる。

 ティナリスより五歳年上だが童顔で小柄な為、あまり歳が離れているように見られないのが最近の悩み。

 肉体派の脳筋感漂う美少女。



 アーロン

『四歳』時代に出会い、それ以降『ロフォーラのやどり木』を贔屓してくれる冒険者一行の一人。

 お馬鹿さんに見えるが観察眼に優れ、素材探しなどには非凡な才能がある(らしい)。


 シリウス

『四歳』時代に出会い、それ以降『ロフォーラのやどり木』を贔屓してくれる冒険者一行の一人。

 旧時代のことを調べる考古学者。

 人間とエルフのハーフであり、おじさんに見えるがそれ以上の年齢。

 ティナリスを見出した最初の人物と言え、その後ちょくちょく知識などを与えてくれたり支援してくれる。


 ジーナ

『四歳』時代に出会い、それ以降『ロフォーラのやどり木』を贔屓してくれる冒険者一行の一人。

 大斧使いの女戦士。

 だが意外と家庭的で涙脆い。

 喧嘩っ早いが優しい女性。


 ミーナ

『四歳』時代に出会い、それ以降『ロフォーラのやどり木』を贔屓してくれる冒険者一行の一人。

 ジーナの妹で自称「魔法使い」。

 お金を貯めて『珠霊石』を手に入れれば魔法使いになれると思っているようで凄まじい守銭奴っぷりを見せる。

 あれから数年…どうなったのだろう?



 ギャガ

『ロフォーラのやどり木』を贔屓してくれる商人キャラバンの長。

 ティナリスが来る以前からの御贔屓さんで、錬金術を覚えたティナリスにお土産と称してたくさんの素材を渡し薬を作ってもらったりしているチャッカリ者おじさん。

 ティナリスファンクラブ会長も兼任しているというが当然非公式である。



 リコリス・アヴィデ

『ダ・マール』の国家錬金術師にして黒の騎士団団長を務める女性騎士。

 かつてマルコスが結婚していた女性に夫を奪われ現在は独身。

 錬金術の失敗により顔面の右半分が抉れている。

(ティナリス『十歳』以降は元の美しい顔立ちに戻っている)

 研究者気質で実戦というより“実践”好き。

 女性にしては大柄。

 しかし可愛いものや甘いものが大好きな中身は乙女。ちなみに酒癖が悪い。

 ティナリスの錬金術の師匠。


 リステイン・アヴィデ

『ダ・マール』黒の騎士団所属の錬金術師。

 リコリスの従兄弟の息子で『十二歳のわたし』以降本家に引き取られリコリスの義弟となる。

 ややお調子者風で、錬金術師らしい方面の好奇心が旺盛。

 ナコナにアプローチが激しめ。


 ガウェイン

『ダ・マール』青の騎士団所属の騎士。

 マルコス在籍時代は見習いだったが『十二歳のわたし』以降は第五部隊、副隊長に出世。

 平民出身の叩き上げで成り上がりの苦労人。

 ベクターとは良き好敵手で恋敵。

 ちなみに左利きの金髪緑目のイケメン。

 ナコナに想いを寄せているようだが意外と奥手。


 ベクター・マシード

『ダ・マール』赤の騎士団所属の騎士。

 マルコス在籍時代は見習いだったが『十二歳のわたし』以降は第四部隊、副部隊長に出世。

『ダ・マール』の名士、聖職者一族マシード家の嫡子。

 しかし本人は家の援助を悉く断って一騎士として生活している。

 ガウェインとは良き好敵手で恋敵。

 ちなみに褐色の肌と黒檀の髪、青い瞳のイケメン。

 ナコナに想いを寄せていてスマートに口説こうとするがいつもリステインに先を越される。

 そして気付かれない。



 シィダ・フォレストリア

 亜人大陸にあるエルフの皇国フォレストリアの第三十七皇子。

 母が第十九姫、父親がハーフエルフの為王位継承権はない。

 シリウスの息子で、旧王の魔本に選ばれた太陽のエルフ。……実際はただのエセショタセクハラエロフで、童貞で尊大。

 一応ティナリスの魔法の師匠。


 レド

 亜人大陸ドワーフの王国ギャディスに住む普通のドワーフ。

 経緯は不明だがエルフのシィダ、コボルトのスエアロと共に冒険者と名乗り旅をしている。

 楽天的な性格で物作りや修理が得意。


 スエアロ

 亜人大陸コボルト領に住む犬のコボルト。

 経緯は不明だがエルフのシィダ、ドワーフのレドと人間大陸に冒険者としてやってきた。

 人間嫌いだがお人好しのため、文句言いつつ手伝ってくれる。


 クウラ

 シィダたちが人間大陸で出会った亜人?の少年。

 愛らしい容姿の鳥のコボルトと思われるがティナリス的には前世で空想の生き物とされた「天使じゃね?」。

 記憶もなく、名前以外全てが不明という不思議な存在。

 他者を応援すると魔力が回復し疲労が消える。


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