昨日の影の端っこで
夜明け前
外は雨
時々車の音がする
豆電球だけつけている
薄暗い部屋
ぼんやりと照らされた
わたしは
また眠れないまま
朝を迎えそう
今日を始める前の
昨日の影の端っこで
こんな日の雨はきらい
たっぷり湿気を吸い込んで
重くなってしまった心が
始めなきゃ
今日がどんな日でも
起き上がらなきゃいけないの
だけどもう少しだけ
今日がやってくるまで
昨日の影の端っこで
目を閉じて
少しだけ眠ったふりをさせて
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます