言葉のリズム

わたしの中にはいつも

言葉のリズムが流れている


上手く取り出せたら

それはうたになる

誰よりも自分の為に

うたという息を吐く


ずっと循環していることもある

巡り巡ってソーダのように

そのうち気が抜け泡もきえ

蒸発する様に消えていく


言葉のリズムを

自分の中から取り出す作業は

なかなかに骨が折れるけれど


その間わたしは

わたしを見つめて

わたしを抱きしめ

わたしを撫でてやれるんだ


わたしを認めてやれるんだ

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