心もち
無いと思えば
此処は足りないものばかりの
荒涼とした場所でしかない
けれど
有るものに気づいていけば
此処は微笑んでくれる
ささやかだが温かい場所に変わる
幸せの形を比べようとすると
自分の持っている幸せに気づけなくなる
あちらにあってこちらに無いものばかり
目については落ち込む
そんなキレイゴトなど、と
キレイゴトかもしれないし
痩せ我慢かもしれないし
そういいながら
世を人を恨まぬといえば
多分、嘘になる
それでもせめて
闇だけで心を覆いたくないと思うのだ
たったひとすじの光であったり
たった一輪の花であったり
それを
見失いたくないと思うのだ
自分自身の闇で
塗りつぶしてしまいたくないと
この魂はいつも震えているから
わたしはわたしの小さな心を
精一杯 抱きしめてやろうと思う
見失わないように
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