反乱

雨と風の音で目が覚めた

深夜3時


木枠の窓はカタカタと鳴り続け

風はうなっている

昨日まての穏やかさが嘘のように


これは反乱なのだろうか


いっぱいいっぱいになったコップの水が

溢れてしまうように

一度溢れ出した感情が抑えきれないように


叫びながら

吠えながら

疲弊した全てを出し尽くすように


叩きつける雨

さらっていこうとする風

暴れているのに悲鳴にきこえるのは何故


雨と風の反乱はまだ続いている

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