生きていくこと
穏やかに生きていきたいと望んでも
厳しい現実は時としてそれを許さない
足元のデコボコに躓いて転んで
起上がろうとして
また足をとられて傷ついて
痛みに呻いて倒れて啼いても
また俯きながらも歩き出す
どん底の底にまだ底があることに
静かに絶望しながら
この空元気はいつまで続くだろうと
自分を薄く
誰だって幸せになりたい
疲れても疲れても
だからみんな自分の精一杯を生きてる
ちゃんと生きぬいて
ちゃんと死んでいくことの
なんと難しいことか。
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