風船

飛んでいる、ふわふわ飛んで漂っている

君が買い膨らましてくれたからこうして自由に漂えているよ

君には感謝しているんだ

飛び続けられるのかな?落ちてしまうだろうか?

わからないけど色々なものを見られることはあのままお店に居たら出来なかったことだ


最初は綺麗な街並みが見えた

車や人がいっぱい動いていてビルもいっぱい建っていたよ

夜になると綺麗な夜景が広がっていった、陽の光と違って点々と小さな光が映るんだ

それがいっぱい輝いて宝石のように美しかったよ


少し経つと山が見えてきた

緑色が一面広がっていて、ところどころ動物が動いていたよ

君が見たらどう思うかな?見せてあげたいなあ空から見た景色を

夜の森は暗く怖いけど静かで癒されるというのかな?君はどう感じるだろう


今度は海が一面広がったよ

すごく大きくてどこまでも続いているような気がする

これからどこへ行くのだろう?空から見た海も君に見せたいな

陽の光が反射して美しいよ

夜も月明かりで静かに輝いていたよ


僕はいつまで飛んでいるんだろう?いつまでも飛んでいられるのかな?

次はどこへ行くの?

疑問が絶えないけれど飛び続ける限り君のことを思い続ける

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