30. 古き文誤字見い出せり若き日の拙き我に友びとありき

古き文 誤字見い出せり           

若き日の 拙き我に 友びとありき



 古い手紙を整理していると、自分の手紙が出てきた。

手書きの時代。なぜ自分の手紙があるかというと、出した手紙はカーボンで記録してあった。梅棹忠夫「知的生産の技術」より。

悪筆である。その上字のまちがいを発見した。

こんなわたしにも手紙を交換する友達があったのだ。友達も癖のある字の持ち主がほとんどだが。

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