4. なんの焦燥狂ったように喋りおりまだ人生が始まらないの 

なんの焦燥 狂ったように 喋りおり

まだ人生が 始まらないの


 寮で、下宿で、喫茶店で、いつも友達としゃべっていた。

よく話題が尽きなかったものだ。

何を話しても、実人生が始まっていないので、何も決まらず、

あらゆることが可能、時間は永遠にあると思われた。



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