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３. バスに乗りあてもなく降り武蔵野の林をゆきぬ若葉の頃は
バスに乗り あてもなく降り
武蔵野の 林をゆきぬ 若葉の頃は
行く先も知らないバスにふらりと乗って、景色にうながされてどこかで降りる。迷い子になってしまいそう。とにかく歩いてどこかに出る。そんなことに自由を感じていたお気楽な学生だった。
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