『登場キャラクター』の紹介②

【メインパーティー】

『ナナト』

年齢:二十六歳 性別:男性 クラス:軍師ストラテジスト 魔法適性:無属性

所属:無所属

特徴:戦闘技術が高く、魔法への理解力もある。常に冷静で状況判断に優れる。

性格:お節介焼き。他人に優しく親しまれやすい。冗談で人をからかうのも好き。

装備:伝説級だが贋作の刀、ロングコート。

役割:近接アタッカー。

戦闘:いかなる時も相手の正面に立ち、仲間が動きやすい状況を作り出す。どんなに劣勢でも何故か楽しそうにしている。俊敏さと的確な刀捌きで相手の攻撃はほとんど受けることはない。たまに好奇心のみで戦闘を行おうとするが、基本的には慎重派で相手の生態などまで綿密に調べようともする。その実力は人の一生では辿り着けないほどの境地にある。


『ジェニオ』

年齢:当時十六歳 性別:男性 クラス:槍使いランサー 魔法適性:無属性

所属:アムリス神殿所属の冒険者 紋様:左頬に青い紋様があった。

特徴:金髪に近い茶髪がやけにツンツンしていた。空気が読めない。うるさい。

性格:協調性がなく、口の悪さと偉そうな態度で他人からは嫌われやすい。

装備:柄に鎖の付いた長槍、軽量の鎧、革製のグローブ。

役割:近接アタッカー。

戦闘:猪突猛進で無策でも相手に向かっていく。失敗は恐れず、むしろ自分は失敗していないとさえ主張していた。戦場を縦横無尽に走り回れるほどの脚力と体力があり、行動力はあるが、その動きに自身の思考が追いついておらず空回りすることもあった。


『ルミル』

年齢:十七歳 性別:女性 クラス:剣弓士ソードアーチャー 魔法適性:無属性

所属:アムリス神殿所属の冒険者 紋様:左胸に青い紋様があった。

容姿:はしばみ色の長い髪で、リボンの付いた髪留めでまとめていた。

特徴:堂々とした声。高い戦闘センスを持つ。巨乳であり、お姉ちゃん属性。

性格:芯が強く勇気もある。強気でへりくだった話し方は苦手だった。

装備:大きな弓と小剣。弓使いアーチャー用の胸当て。

役割:サポーター兼遠距離アタッカー。

戦闘:遠距離では弓を扱う。その命中率は高く、無警戒の相手には百発百中。勘が鋭くて集中力が高く目も良い為、牽制矢を使用することで交戦中でも矢を外すことは滅多になかった。近距離では小剣に持ち変える。自衛と護衛に徹することが多いが、必要に応じて攻撃参加もできる。戦いながら考え試していくタイプで、できるかできないかではなく、とりあえずやってみる。そして、そのほとんどが成功していた。


『ブレン』

年齢:十七歳 性別:男性 クラス:双盾士ツインシールダー 魔法適性:無属性

所属:アムリス神殿所属の冒険者 紋様:背中に青い紋様があった。

特徴:短髪で背がとても高い。体格が良く存在感はあるが、威圧感はない。

性格:気弱だが、人に優しく他人の考えを否定しない。遠慮したように話す。

装備:二枚の巨大な盾、重量感のある鎧と兜。

役割:ディフェンダー。

戦闘:相手のどんな攻撃をも受け止めてしまう絶対的な壁役。人並み外れた腕力と体力を持ち、安定した守備とカウンターの攻撃で何度も仲間たちを救ってきた。その巨漢から繰り出される叫び声さえも武器として使用した。努力家でもあった為、様々な強敵との戦闘を経て誰よりも成長した存在でもあった。


【アムリス神殿】

『カッシュ』

年齢:当時十七歳 性別:男性 クラス:騎士ナイト 魔法適性:無属性

所属:アムリス神殿所属の冒険者 紋様:不明

特徴:体格が良く、頼りがいもある。

性格:向上心が高く、負けず嫌い。

装備:剣と盾。

役割:パーティーリーダーでディフェンダー兼近接アタッカー。

戦闘:攻守をしっかり区別して戦う。目の前の相手に気を取られやすく、奇襲攻撃に弱い。


『スティー』

年齢:当時十七歳 性別:男性 クラス:弓使いアーチャー 魔法適性:無属性

所属:アムリス神殿所属の冒険者 紋様:不明

特徴:小柄な体型を気にしつつ、持ち前の明るさで誤魔化していた。

性格:子供っぽくて人懐っこい。寂しがり屋な一面もあった。

装備:小型の弓。

役割:遠距離サポーター。

戦闘:牽制矢と決定矢を駆使して力不足を補うような戦い方をしていた。


『ナジュ』

年齢:当時十七歳 性別:女性 クラス:陽炎術士ヒートメイジ 魔法適性:火属性

所属:アムリス神殿所属の冒険者 紋様:不明

特徴:努力が苦手で、本当はお気楽に生きていたかった。

性格:明るく元気なムードメーカー。

装備:魔法帽。

役割:遠距離サポーター。

戦闘:才能はあったが直接攻撃系の唱術スペルは覚えず、サポーターとしての道を選んだことで開花はしなかった。


『ゼルナ』

年齢:当時十九歳 性別:女性 クラス:活水術士アクアメイジ 魔法適性:水属性

所属:アムリス神殿所属の冒険者 紋様:不明

特徴:桃色の短髪。幼い雰囲気を持ち、物静かで表情を変えない。

性格:孤独を嫌い、他人の中に居場所を求めていた。

装備:長杖。

役割:遠距離サポーター。

戦闘:唱術スペルこそ使えるものの、戦闘中の立ち回りなどは理解しておらず、冒険者としては致命的だった。


『ニカルフ』

年齢:十六歳 性別:男性 クラス:双剣士ツインエッジ 魔法適性:無属性

所属:アムリス神殿所属の冒険者 紋様:不明

特徴:長い黒髪。リーダー気取りで先輩風を吹かす人を嫌う。

装備:二本の剣。


『ダプト』

年齢:十六歳 性別:男性 クラス:槍使いランサー 魔法適性:無属性

所属:アムリス神殿所属の冒険者 紋様:不明

特徴:ぼさぼさの金髪。生意気で口も悪いが、他人に便乗しているだけの日陰者。

装備:槍。


『ヒグル』

年齢:十六歳 性別:男性 クラス:連弩士スナイパー 魔法適性:無属性

所属:アムリス神殿所属の冒険者 紋様:不明

特徴:モジャモジャの茶髪。気が弱く、他人の意見に逆らえない。

装備:弩。


『パラガス』

年齢:二十五歳 性別:男性 クラス:重戦士アーマー 魔法適性:無属性

所属:アムリス神殿所属の冒険者 紋様:不明

特徴:スキンヘッドで目付きが悪い。

装備:片手斧と盾。

役割:ディフェンダー。


【王国ギルド】

『ポロビー』

年齢:十八歳 性別:男性 クラス:剣士フェンサー 魔法適性:無属性

所属:イルアビカ王国ギルド所属の冒険者

特徴:茶髪のおかっぱで、顔が前髪で隠れている。不気味な笑い方をする。

装備:細剣。


『イングラ』

年齢:三十三歳 性別:男性 クラス:重戦士アーマー 魔法適性:無属性

所属:イルアビカ王国ギルド所属の冒険者

特徴:とにかく無口で、喜びを表現する時だけ右手の親指を立てる。

性格:良い人そうな雰囲気。

装備:片手斧と盾、重装備の兜や鎧。

役割:ディフェンダー。

戦闘:攻守共に人並み以上でディフェンダーとしての能力は他のパーティーが羨むほど。相手の攻撃に怯むことはなく、その身が炎に包まれても悲鳴一つ上げなかった。


『クテル』

年齢:二十四歳 性別:男性 クラス:暗殺者アサシン 魔法適性:無属性

所属:イルアビカ王国ギルド所属の冒険者

特徴:栗色の短髪。威張ったような態度だが根は優しい。

性格:無意識に他人との距離を空けようとする。口は悪いが、実は心配している。

装備:短刀、身軽そうな服。

役割:近接サポーター。

戦闘:偵察や隠密行動、奇襲攻撃が得意。足音を立てずに相手の背後に回り込んで攻撃するのが基本。低い姿勢を保ち、移動力を削ぐために足を狙うことが多い。



【その他の登場人物】

『アムリス神殿の教徒』……赤い十字の刺繍が入った黒いローブを纏う者たち。司教や司祭などといった役職に就く者もいる。彼らに戦える力はほとんどなく、神聖騎士団にアムリス神殿を守護させているのが現状。個々の魔法力は高く、女神アムリスに祈りを捧げることで儀式魔法を使うこともできる。彼らの目的は天使族の復活であり、その悲願を達成する為には刺客に暗殺を命じることも辞さない。


『仮面の襲撃者』……白い仮面に深緑のローブを纏っている者たち。その所属と正体は不明だがイルアビカ王国軍の人間であるとされている。竜人族の島では、南方討伐隊のチームを襲い数名の命を奪った。判明しているだけでも三人はいるとされ、それぞれ弩、双剣、鎚を装備していた。白い仮面は精神攻撃を受けた際に黒く変色してその効果を解除する効果があるらしい。


竜騎兵ドラゴンライダー』……長い槍を背負った全身鎧の人物。腕には弩が装着されていた。悪魔族である可能性が高いとされる。竜族であるワイバーンを飼い慣らし、それに騎乗して戦場に飛来する。その行動目的は不明であり、仮面の襲撃者たちと関わりがあるのかについても不明。


『亜人族のオーガ』……下位五種族に数えられる亜人族の中の種族の一つ。体長は二メートルほど。筋肉質な体格で屈強。肌の色は黒、白、赤、青、緑と様々。口には牙もある。頭には角があるが、一本角や二本角だったり、その大きさも個体によって大小様々である。衣服を着込んでいたり、布切れ一枚だけだったりと個体によって特長や性格も違う。族長は黒い肌で、首元に緑色の糸のようなものを編んだ装飾を身に付けている。側近は人間族の言葉を若干だが話すことのできる小柄で白い肌のオーガが務めている。


人形術士ドールメイジ』……赤く長い髪の女性。羽衣ドレスを着ている。赤い宝石を巨兵ゴーレムの核にしている。二十代。イルアビカ王国に籍はなく、その所属は不明。ルトナの街にあるアムリス神殿の別殿を襲撃する予定だったものと考えられている。ロニ鉱山での戦いで凍りづけにされたまま、鎚を持った仮面の襲撃者によって殺害された。


『ロニ鉱山の主任』……白衣姿の学者のような男性。王国軍から左遷されて来たらしく、以前は魔法の研究をしておりその知識もある。人形術士ドールメイジとの繋がりがあるらしいがその関係などは不明。認識を書き換える魔法を使い、ロニ鉱山で採掘している王国軍の兵士などを欺いているとされる。人形術士ドールメイジと同じく、イルアビカ王国に籍はなく本来の所属は不明。


『山賊の一味』……イルボング山にアジトを持つ元冒険者の集団。王都とルトナを結ぶ街道で商人を襲っては荷物を強奪していた。頭領は白髪で白髭の大男。幹部には褐色肌で冷静な男や赤い長髪に動物の骨を被った男、顔に墨で模様を入れている口やかましい男がいる。山賊のアジトには彼らの家族もおり、名前を隠して生活している。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る